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看護師を目指したきっかけは一枚の写真
一枚の写真。そこには、病院の花壇の前で看護師と一緒に、にっこりと笑顔で写る患者さまの姿。患者さまがこんな笑顔になれるって“どうして…?”と、その時は不思議に思ったのですが、こんな風に人を笑顔にでき、最期を迎えられた患者さまやご家族はきっと幸せだっただろうなと感じました。自分にもそんな関わりができたらいいなと思った時、看護師を目指そうと思いました。
「緩和ケア病棟が新設。
一緒に働こう」
看護師をしていた私は看護の中でも緩和ケアに興味がありました。緩和ケア病棟のある病院を探していた時に、知人から「緩和ケア病棟が新設されることになったので、一緒に働こう」と声をかけてもらったのがきっかけとなり、みたき総合病院へ2年前に入職。立ち上げからスタートさせていただくことになりました。
緩和ケア病棟では、患者さまとご家族の意思を大切にしながら、身体的苦痛の緩和だけでなく、不安・孤独感などの精神的苦痛を和らげ、患者さまが少しでも安心して、その人らしく生活を送ることができるように看護しています。そのためにも、他職種と連携しながら日常生活を援助しています。また、入院生活の中で季節感を感じられるイベント(夏祭り、クリスマス会等)や、ボランティアさんによるお茶会(なごみカフェ)、音楽鑑賞などを取り入れ、少しでもほっとでき笑顔になれる時間を提供できるよう心がけています。
開設して1年、
まだまだ試行錯誤の日々
緩和ケア病棟というと、時間がゆったりと流れているイメージがありますが、開設して1年とまだまだ試行錯誤しながら日々を送っています。また、30床と患者数も多く、中には症状コントロールが思うようにできない人、目を離せない人など症状・状態が異なる患者さまが混在しているため大変です。しかし、今の部署のスタッフは、中途採用者が多くを占めており、これまでの経験から、看護・ケアの考え方など、いろんな意見を聞くことができるため、とても勉強になります。また、行き詰った時など相談しやすい環境でもあります。
患者さまの笑顔が見られた時が一番の喜び
本来、患者さまの疾患や症状が落ち着き、元気に退院される姿を見た時は、良かったとほっとしますし、外来などで再会した時に、手を振ってくださったり、声を掛けてもらうとうれしく思います。今の配属部署では、そのような姿をみることはほとんどありませんが、患者さまやご家族から、「ありがとう」や「来てくれると安心する」などと言った言葉をいただくと、こんな自分でも人の役に立てているのかなとやりがいを感じます。一番の喜びは、看護師を目指すきっかけともなった、患者さまの笑顔が見られた時です。

みたき総合病院は、新人からベテランまで、年齢層が幅広く同世代も多いので、働きやすい環境です。また、研修などへの参加は出張扱いとなり、病院からの支給もあるため、仕事とプライベートに線を引き自己研磨に取り組むことができます。
今後はリフレクソロジーを通したケアで手助けできたら
看護学生の時、“リラクゼーションも看護の一つ”であることを教わり、精神的苦痛・副作用に悩む抗がん剤治療中の患者さまの手足にマッサージを行ったことがあります。「気持ちいいね、ありがとう」「今回はいつもに比べて調子がいいの、またしてくれる?」とうれしそうに話してくださったことがきっかけで、薬などでは緩和が難しい症状に対して、「“手”で癒すなど、症状緩和につなげることができたら…」と、思うようになりました。そんな時、英国の緩和ケアで活かされているリフレクソロジーと出会い、一目ぼれ。その後、資格を取得したものの、現在は業務に追われ患者さまとゆっくりと接する時間が
あまり取れず、思うように活用できていませんが、今後はリフレクソロジーを通して患者さまの症状緩和・癒し、そして、患者さまと同じようにケアが必要なご家族にも提供し、手助けしていけたらいいなと思っています。
看護師を目指す人へメッセージ
看護師の仕事は、良いことや楽しいことばかりではなく、覚えることも多い上に、人を相手にする仕事であるため、精神的にも負担が多く、悩んだり落ち込んだりする時もあります。しかし、そんな経験から学ぶことも多く、自分の成長につながっていくので、とてもやりがいのある仕事だと思っています。一人ではなくスタッフ間での助け合いがある職場なので、安心して働くことができると思います。看護に対する思いは人それぞれ違うと思いますが、今自分がしたいと思う看護を大切に、緩和ケアに興味がある方、ぜひ、私たちと一緒に働きませんか。
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